2022.04.04
ブログ
どよん
去る3月18日、このブログで度々取り上げていた新幹線変形ロボ「シンカリオンZ」のテレビアニメが最終回を迎えました。
息子が好きで一緒に見ていたのですが、終わってしまい、ちょっぴり寂しい、ロス気味な今日この頃です。
このシンカリオンZ、テレビ愛知(テレビ東京系列)での放送でしたが、静岡に住む私も見ることができました。
ケーブルテレビのおかげです。
我が家で見られる地上波のチャンネル数は、全部で9個あります。
私が小さい頃、家で見ることができたチャンネルは4個しかなかったのに…
現在も私の実家では、民放2局とNHK2局しか見ることができません。
民放2局の内、1つの局はTBS系列のため、残り1つの局でフジテレビ系列と日本テレビ系列、
テレビ朝日系列の番組が放送されています。
「一部地域を除く」という字幕や言葉を耳にしたことがあると思いますが、それに該当する地域です。
24時間テレビは、24時間視聴し続けることができないのです。
今でも「一部地域を…」という表現を目にすると「ドキッ」としてしまいます。
3つの系列が混在していることが理由で、ドラマはリアルタイムで見られる方が少なったようです。
(当時は知る由もなかったので)
フジテレビの「げつく(月9)」という言葉は知っていましたが、毎週月曜の夜9時には他局の番組が放送されていたため、
その時間にドラマを見ることはできませんでした。
その月9ドラマは土曜日の16時から放送されていました。
通称「どよん」
そんな呼び方、してはいませんでしたが…
今はチャンネル数9個。リアルタイムでほとんどの番組を見ることができます。
幸せなことですね。
この小さな幸せをかみしめつつ、久しぶりに仕事ぶりを紹介します。
上司「渦流探傷器MX-2000S、3台出荷検査よろしく!」
私 「はい、喜んで!」
上司「おっ、威勢がいいね。なんかあった?」
私 「チャンネル数が9個もあるということに感動を…」
上司「はっ?MX-2000Sのチャンネル数は1個でしょ!何を言っているの!?」
私 「…。それでは始めます。」
私 「基板のチェックを行い、ソフトのインストールも完了しました。」
上司「OK、これが今回出荷するセンサ。」
私 「おっ、3台の内1台はL字型のセンサを使うのですね。」
上司「そう。検査するワークの形状や条件を考慮したらこの形がベストなの。」
私 「さすがです。お客様の気持ちになって考え、最適な提案をし、納得してもらった上で
購入していただけるのですね。勉強になります。」
上司「なんだ、そんな事言っても何もあげないぞ。やさしくもしないぞ!」
私 「…。センサのチェックを行います。」
上司「どう?おっ、波形はきれいに出ているようだね。」
私 「はい、回転させたワークから割れをしっかり検出できています。問題ないです。」
上司「よし、出荷しよう。送り先は2箇所。間違えないように。」
私 「承知しました!今回はセンサもそれぞれ違うので、中身がわかるよう梱包します。」
パシャパシャ、パシャパシャ…
上司「何をしているの?」
私 「写真を撮っています。」
上司「そんな事はわかっている。なぜそんなにたくさん撮っているかを聞いています!」
私 「いや、せっかくなのでこの3台を綺麗な形で残しておきたいと思いまして。
両端の2台を内側にちょっと向けるといいかなと考えているのですが、どう思います?」
上司「……。早く梱包しなさい!」
今日も楽しい現場からお送りしました。