2022.08.01
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謝罪?
弊社の製品は日本国内だけでなく海外にも輸出して活躍しています。
日系の企業様はもちろん、海外ローカルの商社様、部品製造会社様などもお客様として
お付き合いさせていただいています。
こんな事書くと「外国語ができるの?」
なんて勘違いされそうですが、残念ながら私は語学のセンスというものをどこかに忘れてきてしまっているようで、
どこに行っても簡単な挨拶と数字くらいの言葉だけで乗り切っています。
※ 社内には英語が堪能な者もいますので安心してください。
ただ私とお付き合いしている海外の方たちは皆さん日本語が堪能で、メールでも日本人顔負けの文章で
連絡してきます。
先日も外国の方から「乙仲より連絡がありました。」という連絡が来ました。
乙仲・・・・何それ?美味しいの? 自分の無知さに悲しみを覚えながらググりましたよ。
※ 乙仲→海運貨物取扱業者の事らしいです。たぶん通関業者の事だと思われます。
ただ厳密には違うみたいですが・・・
〇〇さん、日本に留学した事無いって言ってたけど・・・すごすぎる。
と、前置きはこれくらいにして今日は韓国に納入した検査器が誤動作するとの連絡が来ましたので、
どのような症状が出ているのか聞き取りをして社内でも再現するか確かめてみる事にしました。
実はこれって難しいのですよ。
どこが悪いのかお客様から聞き取りをして不具合箇所を予想するのですが、その最初の入り口を間違えると
いつまで経っても原因にたどり着けなくなります。
いわゆるドツボにはまるというやつです。
とりあえず今回は電源系統だと思われますので・・・
電源にノイズを乗せて意地悪テストをしてみました。
まあ、以前も同じようなテストをしていて電源に相当なノイズがあっても誤動作しない事は確認済みですけどね。
この試験の画像と不具合が予想される箇所の連絡をしてとりあえず報告終了。
あとは向こうの技術者に任せます。
数時間後、問題箇所発見の連絡がありました。
今回は非常に優秀な方たちが揃っている企業様でしたので、すぐに原因も分かり対応していただきました。
(弊社製品の故障ではなく、供給されている電源に問題があったようです。)
と、今回のように納入したお客様から久しぶりに連絡があるとドキドキします。
新たに購入するなどの話だったら嬉しいのですが、残念ながら故障の連絡もあります。
ただ、そのような場合でもお客様に最適な解決方法を提案していますので、
何か気になる事がありましたらお気軽にお問合せください。
では、また次回。
P.S. 実は今回の検証をしている時に付加ノイズ電圧を調整するダイヤルを回しすぎて
オシロスコープのプローブを壊してしまいました・・・・すまぬ。